銀行がオワコンの理由【現場目線で考察】

銀行 オワコンから新たなスタイルへ


銀行はオワコンといわれます。

わたしは銀行がオワコンとはおもいません。

オワコンというよりも

いまは銀行があたらしいギンコウへかわるタイミングだとおもっています。

 

 

今までのようにおおくの従業員と店舗をつかって

規模で勝負するスタイルから、少数精鋭で勝負するスタイルへかわります。

この記事では現場目線で説明します。

理由 若い世代はネット銀行


ネット銀行のいいところ

  • 手数料がやすい
  • インターネットで手続きが完結
  • 魅力のある商品ラインナップ

年代が若ければ若いほど、ネット銀行の利用率はたかくなります。

 

支店では千円近くかかる手続きが、ネット銀行ではタダのこともあります。

店頭にいかなくても、スマホやパソコンで手続きが完了します。

平日の日中に銀行へいけない若い世代に最適です。

若い世代がネット銀行を選ぶのは納得といえます。

ネット銀行+ネット証券利用

ネット銀行とネット証券を同系列で利用するケースが目立ちます。

ネット銀行とネット証券を同系列の会社で利用すると

  • お互いの口座間でお金の移動日数が短縮される
  • 手数料がないもしくは安くなる

といったメリットをうけられます。

そのため、同系列のネット銀行とネット証券を利用して、そのままメインバンクになるケースがおおいです。

ネット証券 新規上場株(IPO)

新規上場する株を上場後すぐに売ると

高確率で利益がでるといわれています。

このIPOにネット証券から申し込めます。

少しIPOについて説明すると

新規公開株(IPO)は証券会社のお得意様を中心に
買えることができる仕組み

儲ける可能性がたかいといっても、投資できる金額はかぎられます。

新規公開株は高確率で儲けることができるので
みんな買いたがります。

みんなが買いたがるものは必然的に儲けることができません。

仮に証券会社経由で新規公開株の申し込みをして
新規公開を買える権利があったらラッキーと思いましょう。

 

ただし
新規公開株でも
全体の金額が大きい新規公開株(株を発行する会社が巨額の資金を株集めたい場合)
あまり利益がでずに損失になってします可能性もあります。

買いやすい新規公開株は避けましょう。

こういった新規公開株が儲けやすいのか損をしやすいかは

ネットで予想しているサイトが多数あるので参考にしてみましょう。
検索ワードとして
「IPO 初値予想」と打ち込むとすぐにサイトが出てきます。

 

もちろんこういった予想サイトも
結果が必ずしも当たるわけではありませんのでご注意ください。
投資の際のリスクについ必ずご確認のうえ、ご購入ください。

 

デメリット

ネット証券だと担当者が付く可能性があります。
証券会社の担当者によくあるケースが

支店のノルマと営業担当に個人にノルマがあるため
仲が良いお客さんに
自分のノルマを達成するための商品を販売する傾向があります。

 

もちろん。
新規公開株のように儲かる可能性が高い商品を優先的に
紹介してくれるメリットもありますが
たいていは儲からない商品を紹介されます。

そもそも株や投資信託が値上がりするか値下がりするかは証券会社の担当者もわかりませんが。

 

それに加えて

証券会社の担当者は商品を販売するために
情報をうまく利用して商品が価値あるようにみせます。

その辺に落ちている石をとてつもなく高価がある石のように
販売できることができるような感じです。

もちろん語弊のないように
説明を付け加えますが
会社と世の中に役に立つ商品もあります

ただここで説明したいのは
証券会社で販売する運用商品は
証券会社と営業担当にメリットがあるものの
お客さんにはメリットが少ないことがおおいということです。

 

住宅ローン もうからない


ネット銀行の主力商品のひとつに住宅ローンがあります。

申し込みから契約までネットでできます。

しかし住宅ローンの利息だけでは利益がほとんどでません。

ネットから手続きをすると、店頭で実現できない低金利、低コストで住宅ローンを申し込めます。

住宅ローンだけでなく、定期預金のキャンペーンをしているネット銀行もあり、ネット銀行を利用すると他の銀行をつかわなくなるひともおおいです。

 

あるネット銀行では

借りる金額変動金利期間総返済額利息
3,000万円0.3%35年3,150万円150万円

*金額は概算。元利均等返済。変動金利。諸費用、保険等考えず。

3,000万円を35年間、利息を150万円のみでかりられます。

これは35年間で完済したばあいで、繰り上げ返済をすれば利息はよりすくなくなります。

数十年前、銀行の主力商品のひとつであった住宅ローンはいまでは利益がでません。

 

 

とあるメガバンクでは

住宅ローンの金利引き下げを拠点長の裁量でできるため

利益度外視で住宅ローンをおこなっているという噂がありました。

地域のシェアを獲得する目的もありますが

銀行同士で利益をけずる競争になるため、

お互いの利益を圧迫する行為になっていたといえます。

 

従業員 自然減させる

メガバンクは従業員をリストラしないかわりに新卒者の数を減らしています。

新卒者の数 < 退職者

ぜんたいの従業員の数をへらしています。

従業員は自然にへりますが、そのあいだも人件費はかかりつづけます。

自然減計画が完了するまでは、待遇がよくなる可能性はすくないでしょう。

わざわざたいへんな時期に銀行にはいる理由はありません。

私が銀行員を辞めて後悔したこと、辞めてよかったことを書いています。もし、転職して銀行を辞めたいと思ったらこの記事を読んで…

店舗削減

日本全国の支店がへるとポストがへります。

ポストがへるということは

  • 支店長
  • 次長
  • 課長

という支店ごとに配置されたポストがなくなることを意味します。

ひと昔まえであれば支店長になれた行員が

支店長になれず出向というケースもかんがえられます。

 

 

出向をして、ひと昔まえの水準の給料をもらえればいいですが

人員をへらして、人件費をへらす状況下ではそれもむずかしいでしょう。

 

銀行員の出向事情を赤裸々に告白しています。悪いイメージの強い「出向」ですが、かならずしもそうではありません。出向を味方に…

 

ニュース

三菱UFJ、三井住友、みずほのメガバンク3行が2023年春の新卒採用計画数を今年春から13%少ない計1100人とすることが分かった。店舗の統廃合や事務の効率化を急ピッチで進めてきたことなどを背景に、5年前の約3200人と比べ、およそ3分の1に抑える。各行ともデジタルなど専門人材の採用を強化しており、争奪戦が激しくなりそうだ。

引用:日経新聞

 

日本の大手金融機関がデジタルトランスフォーメーション(DX)で人手に頼った業務を削減する。日本経済新聞の調査で、約4万人規模の業務量が浮くことが分かった。支店の事務から営業などに配置転換する。雇用の維持を前提とする日本は人材の再教育が生産性向上のカギを握る。大胆に人を入れ替える米銀と比べると、再教育の効果が出るには時間がかかる。人材の流動性を高める取り組みも課題となる。

引用:日経新聞

副業推奨ではない

副業を認めることは従業員にプラス。

時代のながれとしても銀行にとってプラスといえるでしょう。

しかし、副業として認められるものが制限される場合があります。

認められる副業が銀行にとってプラスにならなければならない。

銀行の業務とは関係がない副業は認められないことがあります。

 

プライベートな時間を副業につかうのに副業の制限をうける意味がわかりません。

副業を銀行のためにしろという、銀行の上から目線なかんじがします。

銀行員が始めるべき副業を紹介します。ブログ運営とクラウドソーシングは手軽に始められる副業です。将来のために収入源を増やし…

FinTech

米グーグルが日本で金融事業に本格参入することが8日までにわかった。国内のスマートフォン決済会社を200億円超で買収し、インドや米国に続き日本でも2022年をめどに自社グループで送金・決済サービスを始めるもようだ。巨大IT(情報技術)企業の参入で金融と異業種の合従連衡が一段と加速する。

引用:日経新聞

日本の銀行の動きが遅いため、グーグルが日本に参入したとも考えられます。

銀行がオワコンということへのまとめ

銀行はオワコンではなく、オワコン前におおきく変わろうとしています。

これから銀行につとめるひとには

  • 銀行の大変な局面をたてなおせる=やりがい
  • 銀行がたてなおった後のよい環境ではたらける=就業環境良

といえるかもしれません。

 

銀行ではたらきたいというつよい希望がなければ

たいへんな状況である銀行につとめる必要はないとおもいます。

 

どうしても銀行で働きたければ

銀行がたてなおったあと、転職して銀行にはいればいいとおもいます。

そのほうが採用人数もふえているはずです。