銀行員におススメの名刺入れと選びから【元銀行員監修】

銀行員におススメの名刺入れとその選び方

銀行で仕事をすることは決まったけど、名刺入れってどんなものを選べばいいの?
銀行の先輩たちはどんな名刺入れをつかっているの?実際にどんな名刺入れをつかっているのかを知りたい。

銀行員という職業柄、プロフェッショナリズムと信頼性を表現する名刺入れには相応のものが必要です。

名刺入れは「名刺交換するとき」と、相手から名刺を受け取り、面談が終わるまでの間に、机上で「名刺の下」からちょこっと見えます。

しかし、名刺交換に慣れてくると、名刺交換の際に相手の名刺入れも印象にのこるものです。

名刺入れを選ぶ際には、適当に選ばずに慎重に選びましょう。

 

大学卒業後、メガバンクで銀行員としてキャリアをスタート。10年以上の経験を持ち、この期間中に1000件以上の相談を受け付けた。その内容は、資産運用、相続、保険見直し、住宅ローン等、幅広いテーマにわたる。特に資産運用の分野では、顧客個々のライフスタイルや目標に合わせたコンサルティングから金融商品の提案・販売まで、多岐にわたる業務をこなした。名刺交換件数は1000件を超える。

これらの経験を活かし、銀行員が選ぶべき、名刺入れの情報提供を決意。

避けるべき名刺入れの特徴

  1. ハイブランドのロゴが目立つもの: ブランド自慢は違和感を与え、特に中小企業や一般のローン、資産運用の顧客から見れば、あまり評判はよくありません。
  2. 派手な色やデザインのもの: 資産をもっているお客さんは70代、80代のお客さんの割合がおおいです。シビアなビジネスシーンでは、派手な色やデザインの名刺入れは選ばないほうが無難。おすすめは「黒」

名刺入れを選ぶ際に考慮すべきポイント

  1. 素材: 名刺入れはレザー(革)、金属、プラスチックなど、様々な素材で作られています。選択する素材はその名刺入れの耐久性とスタイルにおおきく影響します。
  2. 名刺内の区切り: 名刺入れ内部には、自分の名刺と他人から受け取った名刺を分けて保管できる「ポケット」があるものがあります。これは自分の名刺ともらった名刺の混同を避けるために便利な機能です。
  3. 容量: 必要な名刺の枚数によっても選ぶ名刺入れが変わります。大量の名刺を持ち歩く必要がある場合は、大容量の名刺入れを選びましょう。
  4. デザイン: 個人のスタイルやブランドイメージを反映させるために、デザインは重要な要素です。プロフェッショナルな環境で使用する場合、シンプルで洗練されたデザインを選ぶことが大切。
  5. コンパクトさと携帯性: 名刺入れは常に携行するものなので、薄くて軽く、ポケットやバッグにスムーズに収まるコンパクトなデザインが望ましいです。
  6. 耐久性: 頻繁に使用する場合、耐久性のある名刺入れを選ぶことが重要です。レザーや金属製の名刺入れは、プラスチック製よりも通常、長持ちします。
  7. 価格: 予算内で最高の品質と機能を提供する名刺入れを選びましょう。価格は素材、ブランド、デザインなどによって大きく変わります。

 

素材は「レザー」「マチがある」「複数ポケットがある」タイプがおすすめです。
営業をする人は、おおくのお客さんのところに行くために、何十枚と名刺を用意する場面があるよ。マチがない名刺入れだと、お客さんの目の前で、「名刺が0枚」といったこともあるね。
お客さんからの信頼度は下がるし、上司からの評価も下がるから、避けたい状況だね!

銀行員の名刺れ 素材

素材別の名刺入れの長所と短所について説明します。

  1. 革(レザー)
    • 長所:
      • 豪華でエレガントな外観。
      • 時間と共に良好なエイジング(経年変化)を示す。
      • プロフェッショナルなイメージを与える。
    • 短所:
      • 名刺入れの価格が高価。
      • 汗や水に弱い場合があり、手入れが必要な場合も。
      • 乱用や長期間の使用により痛みや色あせが生じる。
  2. 金属やアルミニウム製
    • 長所:
      • 高い耐久性と保護性能。
      • モダンでスタイリッシュな外観。
      • 名刺をしっかりと保持し、曲がったり折れたりするのを防ぐ。
      • アルミニウム製は軽い。
    • 短所:
      • 金属の場合には重い場合がある
      • 非常に硬いので、ポケットに入れると服に形状を残すことがある。
      • 指紋や小傷が目立つことがある。
      • アルミニウム製は傷や凹みやすい。
  3. プラスチック
    • 長所:
      • 比較的安価。
      • 軽量で取り扱いやすい。
      • 様々な色やデザインが可能。
    • 短所:
      • 安っぽく見える場合がある。
      • 破損や亀裂が入りやすい。
      • サステイナブル(環境に優しい)選択肢とは言えない場合がある。

 

名刺交換をした人でレザーの名刺入れをつかっている人が大半でした。ただ、名刺入れの手入れをしている人をみたことがありません。より、長く使いたい人は手入れをしたほうがいいですが、必須ではないですね!
レザーの名刺入れを支店に忘れてしまい、予備にしまっていた「アルミニウムの名刺入れ」でお客さんと名刺交換をした際は、バツの悪い感じがしました。安価でもいいので、「レザー、もしくはレザーのような外見」の名刺入れを予備として用意するべきでした。

銀行員の名刺れ 形状

名刺入れの形状は多様で、以下にいくつかの主なタイプを示します:

  1. フラットスタイル(マチ無し): 最もシンプルな形状で、フラットなレザーまたは金属製のケースで、数枚の名刺を保持するのに適しています。マチがないため、スリムでコンパクトなデザインになっています。
  2. ブックスタイル: これは名刺入れが本のように開くタイプで、1つまたは複数のカードホルダーが付いていることが多いです。大量の名刺を保持することが可能です。
  3. マチ付きケース: フラットスタイルとブックスタイルの中間に位置するのがこのスタイルです。名刺入れの側面にマチ(広がる部分)が付いていて、名刺がたくさん入るようになっています。

各形状には独自の利点と制約があるため、個々のニーズと好みに基づいて選択することが最善です。

 

営業をしていたときに、「マチがない名刺入れ」に名刺を30枚近く入れてたら、名刺入れが裂けました。内勤であれば、「マチがない名刺入れ」でも可能ですが、営業する銀行員は「マチがある名刺入れ」が便利!

銀行員の名刺入れ デザイン

名刺入れのデザインはその機能性と共に、あなたが他者に与える印象にも影響します。ここでは、ブランドロゴが目立つタイプ、ブランドロゴが見えないタイプ、派手なデザインのタイプについて、それぞれの特徴と利メリットを詳しく説明します。

 

  1. ブランドロゴが目立つタイプ:
    • ブランドロゴが目立つタイプの名刺入れは品質が高く、耐久性があることが多い。安価な名刺入れよりも長持ちする可能性が高くなるでしょう。また、ブランドの信頼性と認知度を高め、プロフェッショナルで洗練されたイメージを与えることでしょう。しかし、時にはブランドロゴが見えることで銀行員にとってマイナス効果になることも。
  2. ブランドロゴが見えないタイプ:
    • ブランドロゴが見えないタイプの名刺入れは、控えめでシンプルなイメージを与えます。デザイン自体が際立ち、ブランド名ではなく品質と機能性が重視されます。これはあなたが自己主張よりもビジネスそのものに集中しているというメッセージを送ることができます。また、ロゴが見えないことで、自己顕示的な印象を避けることができます。ブランド物の名刺入れを持ちたい場合には、ロゴが見えにくい名刺いれがおすすめ。
  3. 派手なデザインのタイプ:
    • 派手なデザインの名刺入れは個性と創造性を表せます、ビジネスの場では注意が必要。派手なデザインの名刺入れは、銀行員としてのプロフェッショナルさを欠いていると感じられることがあります。また、柄や色彩が強い場合、それが他のビジネスアイテムやあなたの服装と衝突する可能性があります。派手なデザインは適切に取り扱うことで個性的な印象を作ることができますが、場合によっては落ち着いたデザインの方が適切な場合もあります。

これらのポイントを踏まえて、名刺入れ選びを行い、自身のビジネススタイルと一致するものを選ぶことが重要です。

私が入行時に、10年目の女性銀行員がつかっていた名刺入れの話。
その女性銀行員の方は、ブランドロゴがなく、黒一色の名刺入れを使っていました。私としては「なんか無骨すぎるな」という印象を持ちましたが、銀行員はそのくらい無難にいったほうがいいという答えが凝縮されていると思います。

銀行員におススメの名刺入れ

メンズ

オロビアンコ
オロビアンコ(Orobianco)の名刺入れは、優れたデザイン性と品質を誇ります。創業からわずか10年余りで世界的な評価を得ているイタリアのバッグブランド、オロビアンコの製品は、革製品に対する熟練した職人技術とオリジナルパーツの使用により独特の風格を持つことで知られています。この名刺入れは、メイン素材と表地としてレザーを使用しています。そのサイズは横10.9cm×縦7cm×マチ1cmで、公式によると重さはわずか43gとなっています。名刺入れのデザインにはソリッドワックスと染色が施され、時間をかけて革に浸透させることで、長時間使用しても風合いが増すという特徴があります。そのため、使い込むほどに味わい深さを増す商品となっています。収納面でも優れており、20枚程度のカードが入る収納スペースに加えて、単体でしまえるポケットも複数設けられています。そして、ブランドのこだわりが見える点として、フロントにさりげなく型押しされたブランドロゴが施されています。これらの特徴は、オロビアンコの名刺入れが持つ魅力のひとつです。

ポーター
この名刺入れのメイン素材は、コンビネーション鞣しとエンボス加工が施された牛ステアを使用しています。さらに、裏面はナイロンジャガードのアクリルコーティングを施したもので、裏地としてはポリエステルジャカードが使われています。そのため、持ち心地が良く、長期間使うことができる耐久性を備えています。この名刺入れは折りたたみ式で、そのサイズは約W110×H75×D15mm、重量は約40グラムとなっています。これはポケットに収納しやすい大きさと重さで、持ち運びにも便利。製品の機能性も申し分ありません。外側にはカードポケットが3つ、内側にはカード収納部分が1つ設けられています。これにより、名刺だけでなく、他のカード類も一緒に収納することが可能。また、この製品は日本製であり、その高品質が保証されています。この名刺入れは、質の良さと機能性を兼ね備え、長期間使用することができる逸品。

 

 

タケオキクチ
この名刺入れは、高品質な国産牛革を主な素材としています。その革はクロムなめしのオイル仕上げが施されており、上品でありながら耐久性にも優れています。表面も同じくレザー製で、フラップによる留め具が採用されています。
サイズは約W10.5×H7.5×D1.5cmで、重量は約46gとなっており、持ち運びに便利な大きさと重さを備えています。カラーバリエーションも豊富で、ブラック、チョコ、ネイビーの三色が選べます。
機能性においても優れています。かぶせ式の開閉方式で、マチ付きポケットが1つあり、約50枚の名刺を収納可能です。さらに、カードポケットが2つ、フリーポケットが1つついています。これにより、名刺だけでなく、他の必要なカード類も一緒に収納することが可能です。
また、この名刺入れの魅力は、その価格にもあります。高品質なレザー製品でありながら、手頃な価格で提供されているため、価格と品質のバランスに優れています。

レディース

 IL BISONTE
この名刺入れは、メイン素材として100% レザーを使用しており、品質と耐久性が高いことが特徴です。サイズは一般的なワンサイズで、幅は11cm、高さは7.5cm、マチは1.2cm、重さは68gとなっています。豊富なカラーバリエーションも魅力的で、グレー、ヌメ、ブラウン、ダークブラウン、レッド、ブラック、ホワイト、ネイビー、ヤキヌメ、オレンジ、カーキ、グリーンの12色から選ぶことが可能です。また、この名刺入れはイタリア製で、品質とデザイン性には定評があります。

フルラ
素材として上質なレザーを使用し、横11cm、縦7.3cm、厚み2.7cmのサイズで、重さは約60gです。カラーはALLIUM PERLAという淡いパール色で、落ち着いた雰囲気が特徴です。開閉はスナップ式で、内部にはオープンポケットが3つ、外部にもオープンポケットが1つ設けられています。また、純正のBOXが付属しているため、ギフトにも適しています。なお、この商品にはBLACKのカラーはないため、「内勤」で茶色や落ち着いた色が好みの方に特におすすめ!

ランバンオンブルー
ランバンのリュクサンブールシリーズから登場したこの名刺入れは、鮮やかなカラーリングと控えめなブランドロゴが女性らしいエレガンスを表現しています。繊細な型押しが施された牛革製で、比較的傷が付きにくいため、長く使える点が魅力!サイズはタテ7cm、ヨコ10.5cm、マチ2cmで、カードポケットが5つ付いています。ボタンホックタイプなので、カバンに入れて持ち運んでも中身が飛び出る心配がありません。さらに、マチが大きく、名刺はそれぞれの部分に20枚ずつ収納可能です。フリーポケットも内側に3つ、外側に1つあり、ポイントカードやICカードも収納可能。そのシンプルでありながらも女性らしさを感じさせるデザインは、ビジネスや日常、様々なスタイルやシーンを選びません。上品なデザインと豊富なカラーバリエーションからお気に入りを見つけてみてください!

質問集

銀行員にはどのような名刺入れが適していますか?
銀行員は一日に多くの人と接する仕事で、名刺を頻繁に交換します。そのため、名刺がすぐに取り出せるように、開閉がスムーズな名刺入れが良いでしょう。また、耐久性があり、洗練されたデザインのものが適しています。
プロフェッショナルなイメージを保つためには、どのような名刺入れを選ぶべきですか?
プロフェッショナルなイメージを保つためには、素材とデザインが重要です。レザー製の名刺入れは高級感があり、信頼感を与えます。また、シンプルで洗練されたデザインのものを選ぶと良いでしょう。鮮やかすぎる色は避け、落ち着いた色味のものが好ましいです。

まとめ

銀行員には、シンプルなデザインの黒や茶色のレザー製名刺入れがおすすめです。

ブランドロゴが目立つものや派手な色のものは避け、機能性を重視し、名刺を十分に収納できるものを選びましょう!

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